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#64 はじめての抗がん薬治療⑩

今回で入院しての抗がん剤治療についてのお話は終わります。次回からは自宅に帰ってどうだったかなど、本筋からずれてることもあるかわかりませんが、なが〜い目でお付き合い頂けたら嬉しいです。今回は、私が入院中にウィッグを造った話を少し。まだコロナ前で他人の面会も凄くゆるかった時代の話なので余り参考にならないかもしれませんがよかったら聞いてくださいね。

まず化学療法室でウィッグのパレットをもらいました。ウィッグの価格は本当にピンキリです。ただ何処のメーカーも社会貢献ということでしょう、オシャレウィッグよりかなり安く造れるようです。

私は、友人に相談したりしてアデランスで造れることにしました。決め手は長持ちする、出来栄えがとても良いという友人のアドバイスでした。

まず初めに、お店に連絡して入院中調子の良いときに病室まで美容師資格をもったコーディネーターの人に来てもらい毛質、色などをみてもらいどのような物を造れるか話し合いました。

どうして、まだ抗がん剤による脱毛も始まっていないのに造れるの?っていう人もいると思いますが、どうせ造れるなら出来るだけ自然に近い物を、長く使いたいと思ったからです。退院後しばらくしてお店に取りに行きましが、人工毛ですが本当に自毛に近い色合でさっと帽子の様にかぶるという手軽さ。良かったなと思います。但し医療用ウィッグとはいえ高価な買い物です。

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