まず、指示通り上半身は裸になり診察台に横になりました。
まず血圧測定、次に東洋医学を取り入れているという診察、口を開け舌の様子を診たり、お腹を触ったりの触診をされました。10~15分だったと思います。
その、着衣を整えて椅子に座ると、事前に書いた問診票を見ながら
「よっぽどの思いがあってウチに来たんやろなぁ」(コテコテの関西弁で、インパクト強い)
「あんた、よっぽどしんどい思いしてんやろ。あんた家族と自分の両親の面倒みて大変やったなぁ
もっと自分を大切にせんとあかん。あんたみたいな人が、こんな事になる事多いんやでぇ」
そう言いながら、じっと私を見ていました。
一息置いた先生は、こう続けました。「よう聞き、ウチでは、もうどうにもならん。あんたの街の大きな病院に紹介状書くから、グズグズしたらあかん、今すぐ行かんとアカン…もしかしたら、
もう間に合わんところまできとるかもしれへん」
そう言ってる先生の顔色が変わって緊張している様子から、ただ事ではない、という察しはすぐにつきました。
紹介状を書いて頂いている間、白湯と、利尿薬を看護師が持ってきてくれました。
それを、飲んでいる時なぜでか凄くホッとした気持ちになりました。
その後、スタッフの方が呼んでくださったタクシーに乗り最寄り駅まで行き、そこから電車に乗り自分の住む街へ帰りました。
車中から、友だちに、今日は会えないことと、先生から言われたことを、メールで伝えました。
なぜだか、まったくネガ
ティブな気持ちにはなりませんでした。
なぜだろう… (続く)
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