一夜明けて、いよいよ手術当日。
午後、1時ころからの手術。家族の見送りを受けていざ手術室へTVドラマでは、よくストレッチャーで向うシーンがありますが、あれはよっぽどの外傷とかで、通常の場合は歩いて行くか、配慮して車椅子です。
私も歩いて手術室に向かいました。
昨日の、状況から本当歩くのかやっとという感じ。手術室受け付けで病棟看護師が、申し送りをしている間もう立っていられなくなり気づいてくれたスタッフが椅子をもってきてくれました。
※ここから手術終了までは、長くなるので省略
「たぬき娘さん、たぬき娘さん」と声をかけられ薄っすら目覚め病室に帰る為ベッドに移そうとした時、「あっ、抜けてる!」の声。
どうやら硬膜外カテーテル(PCA)が抜けたらしい。目覚めた後に痛い身体をあちこち向きを変えられるのはなかなかキツイ。それでもなんとか無事サイドバーカテーテルを留置していざ病室へ…
(PCAとは患者調節鎮痛法といって必要に応じて痛みの程度がわかっている患者自身が鎮痛薬を投与することができるもので、普通、お腹や胸を開く手術や整形外科手術などに使われます、患者が痛みを我慢し過ぎると循環器・呼吸器の負担がかかったり痛みにより床離れ遅れたりよくありません。痛みを薬で抑えると傷の治りが悪いから、我慢しなくてはという誤解のある人がいます)
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