1クール目も色々ありました。
好中球の低下、脱毛など身体の変化はもちろん、精神的な問題も色々ありました悩みは本当に十人十色です。また、患者が抱える悩みは1つではありません。
病気の不安、治療の大変さ、お金の事、育児、介護、仕事、夫婦間の事、色々なことがまるでミルフィーユのように重なり合って患者にドン!と押し寄せてくるのです。家族とか友達とか身近な人に相談したり聞いてもらったらいいよ。と簡単に言う人とか本とかありますが、周囲の人がすべて、この辛い気持ちわかってくれるとは限らない。時にはそういう人達が重荷になっていることさえありますそれでも患者は、患者という立場だけをやっているのではなく、社会生活を営む構成員の1人なのです。今まで読んで頂いている方はお気づきかもわかりませんが私の場合、身体の辛さに加え、両親との関係が特に辛いと感じました。この関係は今回の病気で始まったことでは、ありません。誕生して今日までの長い長い年月の中で築かれてきたものです。それまでは、私さえ我慢すればとか丸く収まるという考えなどに囚われていました。家庭という閉鎖的な社会の中での事はこういうこと沢山あると思います。「親が重い」と思う方私ばかりではないと思います。
その当たりの気持ちを持っての2クール目前夜、私がしたことから次回お届けします。
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